歯科ブログ
口腔領域のできものについて(結論)
2008年09月16日
前回まで、数回に分けて、口腔領域における良性、悪性のできものについて、その本態、臨床症状、および治療方法の概要をお話してきましたが、すこしでもご参考になっていただければ、幸いです。
下記のような結論をまとめたいと思います。
(1)お口の中にある(A)潰瘍や(B)口内炎或いは(C)白い病変、(D)できものが数日を経っても、治らない場合は、耳鼻科または歯科口腔外科に診てもらうべきで、放置しますと、治療が遅れる可能性があります。
(2)口腔領域の悪性できものの大部分が扁平細胞癌である。前回お話しした数症例のように、口腔領域の扁平細胞癌は、かなり初期の段階でも、顎下部、頚部のリンパ節転移を起こします。リンパ節の転移の症例は、大きな手術(頚部リンパ節郭清術、下顎骨再建術など)をしなければなりません。また、予後もよくありません。
(3)口腔領域のできものには早期発見、早期治療が非常に重要である。早期発見をできて、早期治療をすればするほど、手術の範囲が小さく、予後も良好であります。
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