歯科ブログ

術前の投薬について(3)

2007年11月04日

葉山歯科医院では、治療前に投与にする抗菌剤は、内服の合成ペニシリンがほとんどです。

 

(1)お口の中に著明な感染症がなく、全身疾患を持っていない成人の患者さんの場合、治療の一時間前に軽い食事をとって頂いた後、合成ペニシリンであるバラシリン(500mg)と消炎鎮痛剤と胃薬を一緒に服用し、歯も丁寧に磨いて頂いた後、治療を行います。

 

なぜ治療の一時間前に、なぜ鎮痛消炎剤と胃薬を一緒に服用する必要があるのでしょうか?

 

治療の一時間前に服用すると、治療中に血液の中の抗菌剤(バラシリン)が有効な殺菌・制菌の濃度になり、血液の中に入り込んだ細菌の数を減らすことで、体の免疫機能が働きやすくなり、細菌の感染を防ぐことができます(免疫力が低下している場合や重篤な口腔内の感染症の場合、あるいは全身疾患、特に感染性心内膜炎にかかっている場合、感染を予防するために、さらなる抗菌剤の量が必要で、通常は、治療前、治療中に抗菌剤の大量投与をできる点滴を行います)。

また、消炎鎮痛剤の治療前の投与も同じためで、治療前に服用すると、治療中の痛みの軽減はもちろんのこと、治療後の消炎鎮痛にも効果を発揮します。

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