歯科ブログ
術前の投薬について(1)
2007年10月23日
前回お話ししたように、葉山歯科医院では、治療後の感染を予防するため、比較的侵襲が大きい治療や手術をする場合、治療の後は勿論、治療の前からも予め抗菌剤(抗生物質)を投与しております。
この治療の前の投薬は、以下のような手順で行っています。
(1)局部麻酔で行う治療(ほとんどのケースが局所麻酔で行います)の場合:
治療の1時間半ほど前に、通常より量がやや少ない食事をしていただいて、歯を丁寧に磨いて、ウガイ薬でよくゆすぎ、殺菌・制菌範囲の広い抗菌剤(主にペニシリン系の薬)、非ステロイド消炎解熱鎮痛剤(痛み止め)、胃薬を一緒に飲んでいただきます。
(2)静脈内鎮静法(痛みや手術に対する不安が大きい場合に行います)で治療を行う場合:
強い鎮静・鎮痛剤および筋肉弛緩剤などを使っているため、治療の少なくとも7時間以上前から食事はしないようにしていただくことになります。
したがって、内服による治療前の抗菌剤や鎮痛剤の服用は胃に負担が大きいので、治療の直前に点滴から抗菌剤を投与します。
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