歯科ブログ

口腔感染症の予防と治療(1)

2007年09月26日

先日お話ししましたように、お口の中の観血処置(抜歯や手術等)の後、9割以上の場合、お口の中の細菌が血液の中に入り、一時的に菌血症になります。

ただし、通常は、血液の白血球や抗体が、このように血液の中に入り込んだ細菌を破壊することによって、重い全身的な感染症になることはありません。

 


しかし、

①糖尿病などの代謝性疾患、肺結核などの慢性消耗性疾患、あるいはエイズなどのような免疫機能が著明に低下している疾患の場合

②膠原病などの自己免疫疾患で、免疫機能抑制剤を服用している場合

③腎炎や心内膜炎など、臓器が元々炎症を起こしており、細菌がこのような臓器に二次的に侵入しやすくなっている場合

④仕事や徹夜などで体調を悪くした場合

等には、血液の中に入り込んだ細菌は繁殖し、感染症になります。

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