歯科ブログ
口腔領域の重篤な感染症(3)
2007年08月30日
前回、抗生物質の進歩に伴い、歯性感染症に起因し、重篤な感染症に遭遇する機会が減少しつつあるものも、患者さんは処方された薬を飲み忘れたか飲まなかったか、または仕事が多忙で、体調を崩したなどで重篤な感染症になる症例がまだ報告されています。、七月号の日本口腔外科学会雑誌にも二例の重篤な感染症の症例報告を掲載してあいます。その概要を下記のように引用させていただきます。
第一例;
左側下顎親知らずの炎症が原因で、顔面頚部蜂巣炎、縦隔炎、両側膿胸をきたし、集中治療によって救命し得た1症例。
第に例;
左側上顎第二小臼歯の炎症で、根管治療の途中、歯性上顎洞炎,眼窩膿瘍を発症し失明に至った症例です。
両例とも、自験例の第一例と同じように、糖尿病などの代謝性疾患や、膠原病などの免疫系疾患の既往がなく、健康な方でした。
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