歯科ブログ
歯の外傷の治療(3)
2007年07月26日
外傷で歯が抜けてしまった場合の再植の具体的な治療方法のお話しをします。
(1) 抜けた歯の洗浄:再植する前に、お口の中にある傷、特に歯槽骨(歯が生えていた場所)を十分に洗浄・消毒します。傷の洗浄・処置をしている間に、抜けた歯は特別な保存液の中に入れ、洗浄と一時保存をします。
(2) 歯を再植後、3~5週間固定を行う必要があります。外傷で抜けずにグラグラの歯の固定方法とは少し違い、強力な固定が必要なため、抜けた歯の固定は通常金属ワイヤーを使って行います。レジン系接着剤と併用することも多いです。
(3) 抜けた歯の歯髄(歯の神経のこと、詳細はこちら)の血管、リンパ管、神経が断裂しているため、うまく固定をしても、歯根膜と違い、これらの組織は再生しません。このため、固定している間に、または固定が終わった後、歯髄を取り(抜髄:通常神経を抜くと言います)、根管治療の必要もあります。
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