歯科ブログ
歯根膜の重要性
2007年07月23日
前回、歯が完全に抜けても絶対に捨てないこと、また冷たい牛乳や塩水の中に入れてできるだけ早く受診することのお話しをしました。
これは、抜けた歯を乾燥させないためだけではなく、歯根の外にある膜(歯根膜)を保護するためです。
歯根膜は、歯と歯を支える骨(歯槽骨)をつなぐ靭帯のような部分で、歯が抜けたときには、歯根の周りにくっついた歯茎の一部や血液のように見えます。
この歯根膜の一部の細胞は、歯が抜けても、まだ生きていて、再生能力を持っています。
抜けた歯を再植する場合、歯根膜の細胞の再生や修復状態によって治り具合がかなり違ってきます。
歯が抜けてしまった後、牛乳や塩水の中にすぐに入れなければ、歯根膜が脱水状態に陥って、細胞の再生力を失ってしまいます。
また抜けた歯をたくさん触ってしまったり、落としたりすると、歯根膜に傷を付けてしまい、再植しても、うまく治らないことがあります。
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