歯科ブログ

顎や顔面の骨折の診断の難しさ

2007年06月29日

先日の患者さんのような顎の骨の骨折について、下記のようなことが考えられています。

 

(1) 体の部位にもよりますが、骨が折れていても、外まで露出していなければ(閉鎖性骨折と言われています。逆に、外傷がひどく、折れている骨が外から見えている場合の骨折は開放性骨折と言います)、重篤な症状を伴っていない場合が多いです。また、症状が著明ではないため、このような症例では、まず一般のⅩ線撮影検査を行います。

 

(2) 顎や顔面の骨の構造は複雑で、数も多いため、一般のⅩ線撮影では、骨と骨との映像の重なりが多く、骨折が発見できない場合がよくあります。今回の患者さんもそうだったのだと思います。

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